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「キャパの十字架」

 沢木耕太郎著の写真家ロバート・キャパのスペイン内戦の時の有名な写真「FALLING SOLDIER(崩れ落ちる兵士)」について精査している本です。この細かな探求精神と能力が沢木耕太郎を形成しています。
 この写真の真贋について興味がある方は、この本を読むなりネットで検索すればおおよその事実は分かります。
 001_20130404225422.jpg     キャパ
 この写真は撃たれて崩れ落ちる兵士ではなく。演習中に兵士が斜面で転んだ瞬間をキャパのパートナーのゲルダが撮ったのだろう、ということです。 
 ロバート・キャパの本名はエンドレ・エルネー・フリードマンでユダヤ系ハンガリー人です。・・・マンという姓はユダヤ人の典型的なものです。ゴールドマン、グッドマンなど。キャパが後に恋に落ちる女優イングリッド・バーグマンもユダヤ系ということになります。
 スペイン内戦は1936年から1939年までですから私でさえ生まれていない時のことです。共和国軍と反乱軍が戦って共和国軍が負けて、フランコ総統の独裁政権が1970年代まで続くのです。敗北する共和国軍側は労働者や民兵が人民戦線を組んで戦い、世界から戦士が集まった国際旅団も戦いました。ヘミングウエイもいました。「誰がために鐘は鳴る」。アンドレ・マルローの「希望」など。ピカソの「ゲルニカ」。
 共和国軍側を世界の左翼陣営が応援したのですが、内部抗争は激しかったようです。特に、共産党とアナーキストの抗争があって、小説や映画では少数派のアナーキストを同情的に見る作品が多いのです。敗北すると運命づけられている兵士たちの物語なのでロマンがあるのです。
 逢坂剛がこの内線を題材にした面白い小説をたくさん書いています。「カディスの赤い星」から始まって、この戦いに参戦した日本人が登場する小説もあります。本棚から集めた本です。「カディスの赤い星」だけは見つかりませんでした。
 002_20130404225420.jpg
 今日も練習はしました。朝スイムのメインメニューは500x3だったのですが、同じコースの速いお女性にラップされてしまい400~450mしか泳げませんでした。計1.8km。夜は、チームのランの練習日ですが、私以外は都合がつかないようでひとりで走ってひとりで飲みました。16kmだったのですが「吹き溜まり」では腰が曲がってるとからかわれました。「やり過ぎはよくない」と。


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キャパのこの写真、先日TVで検証してました。
ゲルダの撮った写真だったら、キャパの心中は複雑な生涯だったかと。
確かにやり過ぎはよくないのでしょうが、どのあたりがやり過ぎなのか、私の心中も複雑です。
あっ、練習の話ですよね。

>cujiraさん
飲み過ぎの話ではありません。何事もやり過ぎはよくないということです。

あたしもTVでみました。おもしろかったですね。

しかし、kanrekiさんは博学ですね~。
小説でもひとつ、書いてください。(^^ゞ

>honeyさん
小説家になるには物語を創る能力が必要で、私は正直なので無理です。

ご無沙汰です。わたしもキャパの十字架読みました。沢木耕太郎ならではのきめ細かい検証に次ぐ検証、、でも、キャパはキャパなんです。もう出来上がっているものを変えられはしないでしょう。
また、このキャパの十字架に関する沢木耕太郎のトークも聴きまして、改めて沢木耕太郎はキャパを愛してるんだと思いましたよ。しかし岡本太郎が登場するなんて思いもかけなかった。岡本太郎の名言の一つ「「いつか」なんて、絶対ない。
いつかあるものなら、今、絶対あるんだ。今ないものは、将来にも絶対にない。」
今を大事にしなくては、、この次の大会頑張って下さい。

>きょさん
「キャパの十字架」より「凍」だとか人間を探求してゆく沢木耕太郎の作品のほうが面白いですね。岡本太郎の「いつかなんてない」には年を取ってくると同感せざるを得ません。「いつか」なんてないのですから。
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kanreki

Author:kanreki
偶然が重なって出場できたアイアンマン・ハワイのゴールです。いつの日にか帰りたいのですが・・・。1940年(昭和15年)生まれです。

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